多賀城の家(平成28年7月30日)
2階ホール
・混構造3階建て(1階:RC造、2・3階:木造)
・津波・地震対策住宅
・省令準耐火構造
・省エネ等級4
・延床面積:174.00㎡
・設計・監理:(有)アイリュウ住宅
・施工:(有)アイリュウ住宅
建設地は、東日本大震災の津波浸水区域(床上浸水)。何より重視したのは、津波・地震対策です。地震の揺れは、木造2階建て程度、津波浸水時は木造の弱点である水・軽さを1階RC造で補い、敷地を最大限利用したプラン。デザインは、ご主人好みの和モダン。
震災から5年、やっと念願の我が家が完成しました。私の条件は、津波浸水区域で狭い敷地ながら土盛りをせず、車4台駐車可能にして地震や水害等の災害に対して頑丈で安心できる住まいでした。アイリュウ住宅さんに設計提案して頂き出てきたプランを基に、外観屋根の形に始まり間取り等々いろいろな要望を聞いて頂き、再提案10回目の混構造プランに決定。現場では密に打ち合わせをしながら丁寧な仕事をして頂いたと思います。地盤調査~完成まで1年かかりましたが、細部にこだわった素晴らしい家を造って頂きました。